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インテリアデザインと心理学

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#007 クリスマスのココロ!_5つのチェック/心理学

クリスマスの商品陳列

誰もが知ってる、最大のイベントクリスマス。どんな商品陳列ディスプレイが効果的?

【店長】
ねえ、マスター。クリスマスになんか「コレだ!」っていう、商品提案の方法はないの?

【マスター】
なんだか、ものすごくストレートだなあ(笑)。
そうだねー、クリスマスといえば誰もが知ってる、最大のイベントだし、*「買う理由」があるので購買意欲も高まる時期だね。

【店長】
そうなんだよ、実際、ウチでも一年で一番売り上げが伸びる時期なんだ。

【マスター】
じゃあ導入部分からかんがえてみようか。店長のお店は商品種目は多いし、購買層だって、年齢も性別も多様だからね。

まずは、「ここにもすてきなクリスマスの商品がありますよ」って *お知らせすることだね。
たとえば、少し離れたところからお店を見て、 *クリスマスカラーの、赤、グリーン、ゴールドがぱっと目につくとかね。
商品で構成することができればよけいなコストもかからないし、それを取り扱っているお店のイメージにももちろん合うだろうし、ベストだね。

当たり前のようだけれど、クリスマス最盛期のこの時期には、買うつもりで商品を見ているひとが多いだろうから、ここでのカラーの見せ方は、はじめてのひとも入りやすいような、いわば、周りとの差異を少なくした導入部分にすることが必要だね。

【店長】
へー、そうなんだ。はやりの青色LED(発光ダイオード)のイルミネーションで目立たせようとおもってたのに。

【マスター】
イベントスペースやイメージの絞り込まれた商品の提案をする場合には効果的だけどね。
次に、商品提案だけど、それぞれのお店の特色はあるだろうけど、この時期オススメの商品提案の方法は *「ついで買い提案」だね!えへん。

【店長】
(うわ、だっさいネーミング!)つ、「ついで買い提案?」

【マスター】
そう、有名な例でいうと、アメリカの書店『バーンズ&ノーブル』がレジカウンターの前にゴディバのチョコを置いていっしょに売っていた手法だね。
レンタルビデオと電子レンジ用ポップコーンっていうのもあったね。
それほど極端な例じゃなくても、スニーカーとシューズクリームや防水スプレーとかね。

普段シューズケア用品はひとかたまりにして隅っこの方に置かれていることが多いけど、最近流行の高級スニーカーを購入する人たちにとっては、レジカウンターのすぐそばにあった方が、ありがたいんじゃないかな。
「あ、そうそうついでに買っておくか。」てね。

【店長】
あ、ワインと普段よりもちょっと高級なワインオープナーやキャンドルとか。

【マスター】
うん、いいねー!

【店長】
グラスやジュエリーは、ペアの商品を並べるっていうのもいいね!

【マスター】
そうそう、あまり深く考えずに、楽しいクリスマスの過ごし方を *連想ゲームのようにやってみると、いろいろでてきて楽しいよ。ストールと○○○とか、本と○○○とかね。ギフト目的だったり、自分買いだったりと、目的も思い浮かべるとさらにひろがるよ。

【店長】
よーし、面白くなってきた。まだまだ、いろいろ考えてみるよ!

【マスター】
陳列に関しては、ついで買い商品の *位置は「右」だね。視線は左から右に動くこと。それから、右利きのひとが多いことからも、より取りやすい位置だね。

◆今日のデザイン1分チェック!『クリスマスのココロ!_5つのチェック』

■クリスマスは「買う理由のある」特別な日。

■アイキャッチの効果を考えた陳列と演出を。

■周囲との温度差を少なく、入りやすいお店づくりを。

■連想ゲームで「ついで買い提案」を。

■ついで買い商品は「とりやすさ」を考えた陳列位置を。

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