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インテリアデザインと心理学

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#013 「買わない理由」の提案/心理学

ピックアップ商品の興味を惹くには?

お客さんも興味を示してくれるんだけど、イマイチ売り上げにつながらないピックアップ商品。「買わない理由」の提案を行ってみては?

【店長】
うーん。

【マスター】
お、店長どうしたの?

【店長】
あー、マスター。。この商品なんだけど、高すぎるのかなあ。お客さんも興味を示してくれるんだけど、イマイチ売り上げにつながらないんだよねー。

【マスター】
ふんふん。なるほど。

【店長】
似たような商品は売れているんだけどねー。

【マスター】
そんなときは、お客さんに聞いてみるのが一番じゃないかな?

【店長】
えー。お客さんに?そんな事できるかなあ。よーし「お客様、、、。」

【マスター】
ちょ、ちょっと店長。違う、違う!そうじゃなくて、陳列を考えるってこと だよ。

【店長】
なーんだ、そうだったの。。で、どう陳列すんのさ?

【マスター】
う。怒ってる。。店長さっき「お客さんも興味を示してくれる」って言ってたじゃない。

今回のように、いち商品に力を入れて提案する場合は、価格帯やデザインの近いものの間(あいだ)に陳列するんだよ。例えば、価格帯の低いものを左、デザインの近いものを右と言った具合にね。

そうすることで、お客さんも選びやすいし、店長は、お客さんがもっと安い商品を求めていたのか、デザイン違いのものを求めていたのか、「買わない理由」がわかるじゃない。

【店長】
なーるほど。

【マスター】
Webサイトのログ解析で使われる手法だね。いち商品のそばに「もっと安い商品を見る」とか「色違いの商品を見る」といったリンクを設けて、クリック率を見るんだ。

そのまま低価格商品の販売に繋げる事もできるし、その商品の機能をもう少し説明する事で価格に対するお客さんの期待値を変える事もできるよ。

◆今日のデザイン1分チェック!「買わない理由」の提案

「買わない理由」はお客のココロに聞いてみましょう。

「もっと安い商品は?」「違ったデザインのものは?」といった、「買わない理由」が明らかになる商品陳列を行うことで、一歩踏み込んだ提案ができます。

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