インテリアデザイン1分チェック! TOPPAGE>個別エントリーページ

インテリアデザイン1分チェック!トップページバナー

インテリアデザイン用語集

スポンサードリンク

アフォーダンス (Affordance)

afford(〜を与える・産出する)という語を元にするギブソンによる造語。 「環境世界が知覚者(我々)に与える (afford)もの」、「動物との関係において規定される環境の特性」とされる。
環境にある実在物の意味や価値は、動物や人間が作り出すのではなく、有益か有害かにかかわりなく、環境によってaffordされており、同時に動物や人間の行為・反応を直接引き出す。それは、動物に特定の行動を誘発する。というもの。
 知覚する側の主観の中に情報があるのではなく、環境の中に情報が実在する(エコロジカル・リアリズム)。主体と客体の間にアフォーダンスは現れる。
□イスは「支える」ことをaffordしている。
□ハンドルは「つかむ」こと「つかまれる」ことをaffordしている。
□固いものにぶつかるとけがをする。
□重いものは持ち運べない。
□高温では火傷する。低温では凍死する。
このような適応・生命維持を支える環境の意味を直接的に読み取る仕組みを持っており、温度や硬さが人間にとって重要な意味を持つ為に、色を通してまでも読み取ろうとするのではないかと考えられる。
 工業デザイン、パッケージデザインなどの分野でも、アフォーダンスはデザインの指針として注目されている。
→インテリアデザイン用語集インデックスに戻る

Copyright MDRK