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インテリアデザイン用語集

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ユニバーサルデザイン

1970年代にアメリカの建築家ロン(ロナルド)・メイスが提唱した表現。
「すべての人が人生のある時点で何らかの障害をもつ」ということを、発想の起点としている点で、それまでのバリアフリーデザインとは大きく異なる。
バリアフリーデザインが、障害の部位や程度によりもたらされるバリア(障壁)に対処するものであるのに対し、ユニバーサルデザインは障害の有無、年齢、性別、国籍、人種等にかかわらず、「すベての人が等しく使いやすく快適に生活できる」公平性をめざし、デザインに取り組む思想を表したものである。多様な人々が気持ちよく使えるようにあらかじめ都市や生活環境を計画する考え方。

【メイスの7原則】
1.誰にでも公平に使用できるもの(例:センサー付き自動ドア)
2.使う上で柔軟性のあるもの(例:利き手に関係なく、どちらの手でも使えるスプリング式のハサミ)
3.簡単で明解、直感的に使えるもの(例:イラストによる説明書ーマニュアル)
4.必要な情報が簡単に理解できるもの(例:触覚と視覚によるサーモスタットの操作盤)
5.事故の防止と誤作動への受容(例:誤りを直せるコンピュータ操作時の「取消 (undo)」機能)
6.身体的負担の少ないもの(例:操作が容易なレバーハンドル)
7.接近して使えるような寸法や空間のもの(例:広い改札口は誰にでも便利)
ユニバーサルデザインとは、ドアノブなど工業製品のデザインの他、スロープなど建築的なものも含まれる。

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