インテリアデザイン用語集
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白磁
白色の磁器の総称。中国で6世紀に開発され、日本では江戸時代に伊万里で焼成された。白磁のほかに次のような和陶磁器の手法がある。
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祥瑞(しょうずい) | 青色で、鞘型、亀甲など幾何学文様が緻密に描かれ、そこへ花鳥などが配された鮮やかな染め付け磁器 |
赤絵(あかえ) | 赤を主調に責、青、緑などの色を加えた簡素で大胆な文様 |
色絵(いろえ) | 赤を主調にせずに彩色されている文様 |
染付(そめつけ) | 白色地に呉須(コバルト)で下絵を施し、釉薬をかけて高熱還元焼成した磁器 |
赤玉手(あかたまで) | 白磁の素地に赤と緑で彩色し、赤丸を大きく描いた文様。茶人に好まれ、いまに残る |
金欄手(きんらんで) | 色絵の地に金彩を施した陶磁器 |
青九谷(あおくたに) | 赤、紫、緑、紺青、費の五彩釉で彩色した陶磁器。古九谷風の絵付けに特色 |
古伊万里(こいまり) | 中国の古染付を偲ばせる素朴な味わいの器 |
青磁(せいじ) | 鉄分が還元して澄んだ青線色の磁器 |
白磁(はくじ) | 白い磁器。手描きで彫り込んだ画花文や型で押した印花文などがある |
青白磁(せいはくじ) | 白磁の一種で確薬に含まれる微量の鉄分が還元焼成され、微青色が出る |
粉引(こびき) | 鉄分の少ない白色土で内外面に化粧がけし、上から透明釉薬をかけた温かみのある白磁 |
灰釉(はいゆ) | 木や革を焼いた灰を釉薬に使う。淡青味の自、黄褐色、緑褐色、乳白色の素朴な器 |
柿釉(かきゆ) | 鉄分の多い釉薬を酸化焔で焼成し発色する柿茶色の美しい陶器 |
飴釉(あめゆ) | 鉄分の多い釉薬を酸化焔で焼成し発色する飴色の陶磁 |
天目(てんもく) | 黒く発色した鉄釉の器。金、銀、褐色の斑点や紅色の窯変天目がある |
南蛮(なんばん) | 紫褐、紫黒、褐色の焼き締めの器 |
刷毛目(はけめ) | 刷毛目で動きのある模様を出した器 |