インテリアデザイン用語集
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座敷飾り
書院造の接客の間や書斎を飾る、造りつけの装置一式のこと。鎌倉末期以来輸入した、宋元時代の絵画や工芸品を、日常の空間において鑑賞しようとする美意識から発展したもの。そもそも日本家屋は、障子や襖などの建具で仕切られているため、座敷の内部には適当な飾り場所がない。そのため、床の間(床)、棚(床脇)、付書院(書院)を定式とする、唐物を飾るための場、が考案された。芸術品を生活の中で楽しむという、芸術の生活化。
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