インテリアデザイン1分チェック! TOPPAGE>個別エントリーページ

インテリアデザイン1分チェック!トップページバナー

インテリアデザイン用語集

スポンサードリンク

演色性(えんしょくせい)

基準光による物体の色と、ある照明光による物体の色の見え方の一致の程度を表す指数。CIE(国際照明委員会)とJISにより定められている。演色性の良し悪しは、「その照明がどれだけ自然光に近い再現性を持っているか」による。次のような指標がある。
■ 平均演色評価指数(Ra)
 全般的な色の再現性を示す演色評価指数。自然光に最も近い光を基準として、それぞれの光源が対象物の色を再現するレベルを示したもの。指標表示には、記号Ra(アール・エー)が用いられる。基準光と色の見え方が一致するものをRa100の最高値とする。一般的にはRa60以上が必要。 ■ 特殊演色評価数
ある特定の色の再現性を示す評価指数。R9(彩度の高い赤)、R10(黄)、R11(青)、R14(木の葉の色)、R15(日本人の女性の肌色)など現実的な物の色をサンプルとし、その再現性をいずれも最高値を100として評価する。
たとえRa90の光源でも、R15の評価が低ければ肌色の印象が悪く感じられる。 ■ 主な光源の演色性
一般照明用白熱電球がRa100、一般白色蛍光ランプがRa61〜64、三波長城蛍光ランプがRa84〜88。ただし、ものの見え方は光源の色温度の差によっても変わってくるので、Ra100といっても、必ずしも昼間の自然光と全く同じ色の再現性を持つものではない。
■3つの光「太陽」「電球」「蛍光灯」の色
#004 3つの光の演出方法/カラーデザイン
→インテリアデザイン用語集インデックスに戻る

Copyright MDRK