インテリアとデザイン
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#022 フール・プルーフ
お店の陳列やレイアウト替えのポイント
お店の陳列やレイアウト。「飽きちゃったから」なんて頻繁に変えると大変なことに?『いのしし口』など人間の本能的行動特性を考えたレイアウトが必要です。
【店長】
いやー、お店のレイアウトもちょっと飽きてきちゃったなー。思い切ってレイアウト替えしよっかなー。
【きみちゃん】
えー?もうレイアウト変えちゃうの?
【店長】
いろんなところに仕掛けをつくって、あちこち回遊する楽しさを演出しようと思うんだよねー。マスターどう思う?
【マスター】
うーん。フール・プルーフが、、、。
【店長】
フール!? ムカ! バカにして!
【マスター】
い、いや、違うんだよ。商空間のインテリアや公共の建物の大事な要素のことだよ。
さまざまな人が利用する施設や商空間では『フールな状態でも正しい判断と
操縦ができる』ことが大前提なんだよ。
災害等のパニック時には人間の行動は平常時とは全く違った状態になるから、
それを踏まえた空間づくりが大事ってことだね。
例えば『いのしし口』。
【店長】
ブヒ?
【マスター】
(無視)人間は非常の際にはもと来た道に引き返そうとする習性があるよ。
(『いのしし口』と呼ばれます)だから、日常の動作と避難経路とはなるべく一致させておくほうがいいんだ。
【店長/きみちゃん】
ブヒ!/なーるほど!
◆今日のデザイン1分チェック!『フール・プルーフ』 ◇人間の本能的行動特性は他に 先だっての地震のときは、まさにこのとおりでした。 災害時にわかります!避難経路や誘導の為のサインは『ここまで単純にしなく ても』というくらいの単純さが必要です。 |