インテリアとデザイン
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#023 人とモノとのコミュニケーション
インテリアのサインとウェブサイトのパンくず
どちらも「行動」に対する「フィードバック」を考えると使いやすさが格段にあがります。お客さまを直帰させないお店(サイト)づくりが重要です。
【店長】
カタカタ。。あれ、えーと何してたんだっけ?ねえ。きみちゃん?
【きみちゃん】
えー?知りませんよ。そんなの。
ボケるにはちょっと早いんじゃないですかー?
【店長】
いやー、ネットでいろいろ検索してたんだけど。ウィンドウを消しちゃって
肝心の何を探してたのかわかんなくなっちゃったよ。ちぇーっ。もういいや。
【きみちゃん】
もう短気なんだから。ねえ、マスター?
【マスター】
いや、店長でなくとも、操作をしている途中で、どこまで操作をしたとか、何をしていたかで迷う人は意外と多いよ。
そしてまた多くの場合、使用していて反応の得られない場合、それを回避してしまう傾向にあるね。
今の店長みたいにあっさりやめちゃうんだ。
【きみちゃん】
そういえば。いちいち履歴から拾い直すことなんて稀よねー。
【マスター】
お店のインテリアデザインにも注意が必要だね。例えば複数階がある場合や、総合病院など、フロアを歩いている途中でも、どこまで来たのかとか、何をしていたのか、なんかが一目で分かるような工夫があると、利便性が格段に高まるよ。
【きみちゃん】
それって、どこかで、、、!ウェブサイトの「パンくず」だ。
【マスター】
そうそう。他にも「行動」に対する「フィードバック」が操作性を向上させたり、安全性を高めている例はいくつかあるよ。
例えば「電磁調理器」擬似的な赤い照明をつけることで加熱していることが使い手にきちんと伝わるし、うっかり火傷の防止にもなるよね。
それから携帯電話の操作音。キーボタンを押している音が返ってくるだけで、視覚に問題がある人だけでなく、操作がずっと容易になっているね。
【きみちゃん/店長】
なーるほど。
【店長】
盗撮なんかしないように音がついているんだと思った。ジャマだと思ってたんだけど。。あ、あれ?
【きみちゃん/マスター】
・・・・・・・・・。